ナノ子は2才にになる少し前に、保育園に通い始めました。
この頃は一つ上のお姉ちゃんの方がすごい人見知りで、教室に入ってもなかなかママから離れられず…といった感じでした。
一方ナノ子はぴゅーっとおもちゃの棚に走って行くとそのまま遊びはじめ、先生が近づいてきても全く動じず。
「ナノ子は全然人見知りしないんだなー」
とか余裕だったのも束の間、徐々に先生から不穏な報告が。
言葉の遅れと癇癪のひどさを先生から指摘されます。
この頃は、好きな遊びから他のことに切り替えられず、毎回ひっくり返って泣いていました。
なんですが、私はと言えば
「まあ、そういう子なのかなぁ」
くらいに考えていて、まだあまり心配してなかったんですよね。
でもその後、ナノ子の変化が目立ってきてさすがに心配になってきました。
お迎えに行った時に、お友達が近づいてくるのを嫌がる素振りがあり、他の子に興味を持っているお姉ちゃんとの違いが心配になりました。
家庭でも変化がありました。以前はお膝で絵本を読んであげていたのですが、段々と「人に絵本を読み上げられること」と嫌がるようになります。
最初の頃、私には自閉症の知識がまったくなく、なんとなく名前を聞いたことがある程度でした。
多少なりとも勉強した今になると、2才少し前には自閉症丸出しだったなと思います((+_+))
- 大人は平気なのに子供が近づいてくるのを嫌がる
→同じ高さに顔があるから怖い - 絵本を読んであげようとすると逃げる
→読み上げる声を聴きながらだと、絵を見られなくなるから?
こんな感じだったのかなー
自閉症についての知識があれば、ナノ子の行動も少しは理解してあげられたかと思うのですが、当時は「なんかお姉ちゃんとは違う変わった子…」どまり。
ナノ子が6才になった今では
もうあの頃のことはしょーがない!
と割り切るしかないですね。